暑中お見舞い申し上げます!

田中です。
先日、久しぶりに、「利休にたずねよ」のプロデューサーと、原作者の山本兼一さんの奥様といい時間を過ごしました。
早いもので、山本兼一さんが亡くなって二年半が過ぎました。
「火天の城」そして、「利休にたずねよ」。
山本兼一さんが僕に託してくれた作品です。
三人でたっぷり山本兼一さんの思い出を話しました。
話は盛り上がり、山本兼一さんと最後に電話で話をしたときのことを奥様に話しました。
山本さんが、自分の容態を知ってか知らずか、
『監督、三部作だね。頑張って三部作やろうよ。』
そう話していたことを。
今考えると、山本さんは、自分自身に叱咤激励していたんじゃないかと。

俺はまだ死なない。
俺はまだまだ生きる。

そう僕に伝えたかったのではないか?
最近、そんなことを思います。

三部作、やりたい。
自分が三作目に作品にするとしたらなんだろう。
やっぱり、偉大な歴史小説家「山本兼一」の世界に、もう一度浸ってみたい今日この頃です。
山本兼一さん書物