第1回アジア国際映画祭に参加!

田中光敏事務所のわにぶちです。
なんとわたくし、アジア国際映画祭に参加してまいりました。
夢にまで見た、憧れのレッドカーペット!\(^o^)/

 

このたび、第1回アジア国際映画祭に、「サクラサク」が招待作品として、ノミネートされました。
この映画祭の目的は、アジアの平和と共同発展し文化交流することだそうです。

映画「サクラサク」
2014年公開 原作さだまさし 脚本小松江里子 監督田中光敏
キャスト 緒形直人 南果歩 藤竜也 矢野聖人 美山加恋
★都会に住む崩壊寸前の家族が、認知症になりかけた父親の記憶をたどる旅に出ることで、家族の絆を取り戻していくロードムービーです。

レッドカーペットを満喫する前に、関係者で記念撮影しました。
黄色のお花をつけているのが、実行委員長の金昌南(キムチャンナム)さん。
山口治太郎美浜町長は、始終ご満悦でした。

ご来賓のみなさんは、国会議員をはじめご活躍の先生方ばかりで、ぞくぞくとご挨拶されました。

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各国の親善大使もお祝いにかけつけてくださいました。

さて、翌日の上映会。
監督もしっかりご挨拶させていただきました。 一部、ご紹介いたします。

おはようございます。田中です。

今回は「サクラサク」という映画を、この映画祭へもってきました。
この「サクラサク」というのは、壊れた家族が再生していく話です。
実は、これはさだまさしさん原作で、このさだまさしさんという日本のアーティストは、実際に病気になった自分の親を、コンサートが終わった後に、3泊4日で福井まで、自分のお父さんの記憶をたどる旅に出たそうです。ひとつひとつ記憶を取り戻していきながら、自分の父との思い出をもう一度家族として実感をした、そういう中からこの物語が生まれたというふうに聞いています、我々もこの「サクラサク」という映画は、ロードムービーで25日間、東京からスタートして、福井の美浜まで。本当にそこにある街道筋の日本の文化の美しさ、それから子供歌舞伎やさまざまな人の美しさ、優しさ、そして日本文化のなくなってしまったであろう古いなにか日本人の心みたいなものが、まだまだその日本の原風景として、富山、石川、福井の街並みの風景の中に残っているその姿を映し出そうと思って、この映画を作り上げました。

(省略)ここからが、さだまさしさんの主題歌にまつわる話でとてもよかったですが、残念ながら記録なしです。

ともすれば、世界やそういうところでもめ事がおきたり紛争がおきたりしてくんじゃないかというふうに思っています。そういう意味では、この社会の中で一番原点である家族をもう一度見直すようなそういう映画になればいいなというふうに思っています。本当に、地元の皆さんと一緒に手作りで作り上げた作品です。僕にとっては大切な作品になっています。ぜひ今日は、ゆっくりとこの映画を楽しんでいただければと思っています。
この映画祭に声をかけていただいて、このアジア国際映画祭が、友情と平和とそういうものをテーマにしてやったことに、行われるということを聞いて、せひとも参加したい、そしてお力に少しでもなれればと思いながら、今日ここに来ました。僕自身も、日本とトルコの合作で「海難1890」という映画を撮らせていただきました。そういう意味でも、もっともっと、今は負の連鎖が続いていますけれども、人の優しさや思いやりや友情が、国と国とを結び付けて、平和にしていく、そういう心のありようとか人の心の温かさというものが、これからもっともっと大切な時代になって行くんじゃないかなと思っています。そういう意味でも、こういう映画祭をこれから第一回をスタートとして、たくさん重ねていって、世界へ、名だたる監督たちがどんどん集めってくる映画祭にぜひとも育てていっていただきたいなと思います。よろしくお願いします。今日は、ごゆっくりご覧ください。