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【映画】ロケハン真っ只中!

ただ今、映画『天外者    てんがらもん』のロケハン真っ只中です。

今回は、幕末から明治維新の時代のにおいを探して、京都、滋賀、舞鶴、そして神戸と駆けずり回っています。

 

 

出来るだけ時代感を大切にしながら、どうしたらロケハンで印象に残った、様々な魅力ある場所を、物語りの中に登場させることができるか?

これは、僕達映画を作る者として、映画を準備する上での大きな選択肢の一つです。

現実的な話ではありますが、賃貸料が凄く高かったり、使用する時間が限られていると、役者の方々のスケジュールや、制作予算との問題で、使用を断念することも多々あります。

ロケハンも縁のものかな?と最近思っています。この作品に縁がある魅力的な場所に、今から沢山出合うことを願っています。

田中光敏拝

【台湾】台北・高雄プリミアム試写会と記者会見

ただ今、台湾です。五年前に制作した映画「サクラサク」が、台湾での上映が決まって、台北と高尾にキャンペーンに来ています。

今回は、主演女優の南果歩さんや撮影の舞台になった福井県美浜町、そして、台湾の配給や政府の映画担当の方々と一緒に台湾を移動しています。

台湾で写真を撮るとき、今写真にあるポーズ、人差し指と親指を重ねて両手でするこのポーズ、吉本のギャグかと思っていたら、ハート💓の意味だそうです。

二つの指で小さなハートを作りポーズをとる。

国違えば、写真ポーズも違う。大変勉強になりました。

会場には、沢山のお客様。配給の陳理事長のお陰です。台湾に着いて、まず最初に驚いたのは、記者会見するホテルのロビーの巨大なモニターに、サクラサクのコマーシャルが流れていました。

温かいおもてなしに、日本🇯🇵スタッフは、感動と感謝でした。

映画上映の前には、福井県の美浜町の台湾へ向けてのインバウンド映像も流れました。美浜町前町長山口さんや南果歩さんとアジア国際映画祭でいつかこの台湾でサクラサク上映したいですね。と言っていたことが、実現するとは!

映画キャンペーンは、日本や台湾や南果歩さんたちと昔馴染みの友人達との同窓会のように、楽しく、温かいものでした。

台湾陳理事長、王さん、製作委員会・映画関係者のみなさま、そして映画サクラサクを見に来てくれた台湾のみなさま、ありがとうございます。

ツァイチェン!

田中光敏拝

【大阪】天神祭

昨夜、暑い大阪で天神祭がありました。天神祭に参加させていただき三年目、五代友厚の船に乗せていただき、迫力ある花火を見せていただきました。

この10月から、五代友厚を主人公とした映画「天外者てんがらもん仮 」が京都松竹撮影所でクランクインすることになりました。

今、映画の準備真っ只中です。

100年先を見据えた男。歴史の表舞台には、中々登場して来ませんが、坂本龍馬や西郷隆盛の影で日本の近代のシステムを築き上げようとしたとても、面白い興味深い男です。

今の時代に、生きていたらと考えてしまいたくなる魅力ある男の物語です。

田中光敏拝

台湾上映決定!映画「サクラサク」

嬉しい報告です。

5年前に製作した映画「サクラサク」。原作さだまさし。

この作品が今回、台湾で劇場上映していただけることになりました。日本で上映して5年の歳月が過ぎ、海外での上映は、製作したものとして本当に嬉しく思います。8月頭には、僕も台湾に伺わせていただき舞台あいさつをすることになりました。

聞くところによると、台湾でも日本と同じ、認知症の親の介護について、社会的な問題になりつつあるようです。

映画「サクラサク」、台湾ではどのように受け取っていただけるか?今から楽しみです。

「サクラサク」を製作していた時、私ごとではありますが、北海道の母が認知症の初期でした。

僕は、母のその病に本当に無力でした。

会う度毎に、少しずつ変化する母に、やり場のない怒りすら感じる事がありました。そんな時、一生懸命母の病と向き合い、寄り添ってくれたのは、北海道にいる姉でした。

今でも、「サクラサク」を見ると、亡くなった母を思い出します。

田中光敏拝

【鹿児島】五代友厚の取材

先週から鹿児島へ行ってました。

2年前に声を掛けて頂いた、鹿児島出身の五代友厚を取材しに。

鹿児島では、やは西郷隆盛が人気。その対局に居たのが五代友厚、僕の中ではそのような位置付けです。

ここは、鹿児島の新田神社⛩

映画のクランクインの無事を誓い、お参りして来ました。

1300年頃の島津家文書によると、薩摩一宮という諸説あり、非常に歴史的には重要な神社だったのでは…とお参りして来ました。

示現流兵法所

薩摩の剣としては示現流。その中にも、いくつか流派があります。

五代友厚はおそらくこの示現流を身につけていたと、示現流の資料館の中で、とても印象に残った解説がありました。示現流のサムライ達が使用していた刀の横に、刀は抜くべからざるもの。示現流の教えのようです。

打ち合わせをしていた部屋の窓から遠くに桜島が噴煙を上げていました。

因みに、鹿児島の不動産は桜島が見えるか、見えないか?で家賃やマンションの値段が違うそうです。もちろん見える方が高いようです。

街角の至るところには、このような歴史的な瞬間を切り取った銅像があり、街を歩いていても歴史に触れる事が出来ます。

たまに夜 酔っ払いが話しかけているようです。

もちろん、鹿児島豚骨ラーメン食べて来ました。前回はザボンラーメン、今回はくろいわラーメン。鹿児島豚骨の定番のようです。

美味しかったですよ。関西の人には味が少し濃いかも。

現在、五代友厚を題材にした映画、『天外者 (てんがらもん)』を準備しています。鹿児島と言えば西郷隆盛。幕末期と言えば坂本龍馬。五代友厚は近代の日本のシステムを作り上げた天才と言っても過言ではない男。

しかし、今の日本の歴史の中では、あまり知られていない歴史に埋もれた男。

ただ、知れば知るほど面白い。

100年先が見えた男。その男が幕末にどんな物語を繰り広げたのか?

田中光敏拝

【フランス】パリの風、気持ちに新たに!

サンジェルマン、デプレにある教会に行った来ました。日曜日の穏やかな時間、美しい教会でした。

パリの夜は長く夜遅くまでショットで飲めるバーが開いています。このバーは百五十年以上前からパリの酒場として愛されているようです。フランス🇫🇷にまつわる芸術家たちが通っていたそうです。

代表的な方は、アーネストヘミングウェイ。

訪れていたその頃と店の様子は変わってないようです。

パリ最後の日、夕暮れ時にルーブル美術館の辺りを散歩しました。小さな可愛い洒落た花屋さんがありました。

道に迷い休憩のために見つけたスイーツやさん。実僕は、甘いものには目が無くて。偶然にも、パティスリー界のピカソと言われている、ピエール エルメの店に行って来ました。

実は僕は、ピスタチオのマカロン食べたのですが、写真撮るの忘れてました。すみません。美味しかった。

日本では、東京ホテルニューオータニに出店しているようです。因みにチョコレートが美味しいようです。

日本では、東京ホテルニューオータニに出店しているようです。因みにチョコレートが美味しいようです。

これから日本に帰ります。

今回は、沢山のフランスの映画界に関わる🇫🇷方々にお会いして、大変勉強になりました。まだまだ、目線を外にも向けて頑張らないと知らないことだらけでした。

やりたい企画が実現できるように、一つ一つ、積み上げて行きたいと思います。

田中光敏拝

1900年前後のパリやフランスの時代感に触れたくて、印象派の画家の作品を見てきました。

【フランス】パリ、そして芸術

ホテルの界隈は老舗の美術学校があるため、ギャラリーや古美術で溢れています。ちょっと懐かしいものを見つけました。エマニエル夫人のポスター!一斉を風靡した映画作品。監督のアートギャラリーのようです。

打ち合わせの合間にオルセー美術館に行って来ました。

印象派の画家を中心に、見て来ました。日曜日で人が多いと思っていたのですが、ちょうどいい感じのお客様の数で、良かったです。

オーギュスト ロダンの作品もありました。

田中光敏拝

【フランス】カンヌからパリへ

カンヌからパリに移動です。

コートダジュールの空港から1時間シャルルドゴール空港に到着。

どういう訳か、カンヌよりパリが温かく感じます。

 

ルーブル美術館やルポンド橋近くのサン=ジェルマンのエリアにあるホテルに宿泊、毎日散歩し、出来るだけ徒歩で打ち合わせ場所まで向かっています。1日平均11000歩日本にいる時よりも歩いている今日この頃です。

 

昔の画家達が集まっていたカフェ。いい雰囲気です。

 

下のの写真は、パリで一番美味しいと言われているラーメン屋さん、オープン前に80人くらい並んでいました。

すみません。お腹減っていてラーメンの写真を撮ること忘れていました。笑

 

夜はミュージカルを観ました。パリの友人が面白い、フランス的なミュージカル🇫🇷だから見ましょうと、チケットを取ってくれました。言葉はなかなかわからないけれど、伝わってくるものですね。

楽しく、観ました。200年前にたてられたこの劇場は、素晴らしい雰囲気が当時のまま残っている、素敵な劇場でした。

因みに、コメディーミュージカルでした。

 

又々、パリに来ている時に大雲道人氏からメールが来ました。
なんとこのパリで、来月、大雲道人氏の作品が展示されるそうです。

昼ごはんはひさびさにビストロでした。

田中光敏拝

【フランス】カンヌ映画祭 6日目

カンヌ最終日の朝です。

やっぱり一番美味しいパン屋さんがやっているカフェで朝食です。

前日にフランス映画を観ました。美しい作品でした。会場に入る入り口は長蛇の列。バイヤーさん達主体の試写なので、ギリギリ入れました。

試写の環境はとてもよく、音響、スクリーン、椅子に至るまで、ちゃんとしていました。海外のバイヤー達がどんな作品を買うか、そこに環境のストレスが無いと言うのも、国際的な映画祭ならでは、ですね。

会場近くに大きなモニターが設置されています。多くの人が、レッドカーペットに群がって、たくさんの人が歓声を上げて観ていたのが、タランティーノ監督と、ブラッドピットとデカプリオ!ちょっと、ミーハーな気分になって、ハリウッドスターに見惚れていました。

カンヌを良く知っている方にカンヌのベストロケーションランチに連れて行ってもらいました。会場近くの僕のアパートとは別世界、美しい、絵になるホテルでした。カンヌに来る、俳優さんやセレブの方々が泊まっているようです。とても贅沢な時間でした。

田中光敏拝

【フランス】カンヌ映画祭5日目

今日の朝ごはん

今日もまた、オレンジプレッセ、フランスパンにカフェ・オ・レ。会場に近いせいか12ユーロちょっと高め。

夜はカンヌの旧市街にあるレストランに連れて行ってもらいました。映画のセットのような街並みは、オシャレで雰囲気がある絵になる街並みです。夜は11時ぐらいから、カンヌ映画祭で映画上映を観た人達で賑わって来ます。

日本では、もう寝ようかな?と思う頃、カンヌの町は人々でいっぱいになります。

大人が、まだまだ元気な国なのかな?

昼から晴れました。やっとカンヌらしい日和だそうです。

映画祭の会場近くに美しいビーチがあります。

このビーチでも夜は映画上映を楽しめるようです。

田中光敏拝