ロンドン大学

薩摩の志士達十四人は、ロンドン大学で、学びました。


少しロンドン大学の中を、薩摩の志士達の気分で歩いてみました。

大学に入って行くと、こんなものを見つけました。
大学に関わった、様々な日本人を紹介しているパネルです。
その中に、十四人のこの大学で学んだ薩摩藩士の事も、取り上げられていました。



中に進むと、ジェレミーベンサム= ロンドン大学の創設者の像がありました。

功利主義を説いた人です。

功利主義

なかなか、僕には、馴染みのない言葉ですが、案内をしてくれた橋本先生曰く、

最大多数の最大幸福

となるようです。幕末の日本には、無かった考え方ですね。


大学の至るところで工事中のところが多く、日本の志士達の、記念碑があると聞いていたのでですが、工事現場の真っ只中にあると聞いて、半ば工事現場を諦めながら歩いていていました。
偶然にも、記念碑に遭遇しました。
日本から来てよかった!
やっと、やっと、薩摩藩士に会えた。


サムライ達を受け入れた。ロンドン大学には当時、人種や宗教や国を越えて、たくさんの若者達がいたんですね。薩摩の志士達にとって当時の日本を思うと、大きな刺激になったでしょうね。

僕を案内してくれている男性は、ロンドン大学の東洋アフリカ研究学院の博士課程の方です。


何故、ロンドン大学へ行ったのか?
当時の、イギリスのケンブリッジやオックスフォード大学は、エリートのキリスト教信者しか受け入れなかった。しかしロンドン大学は、非常に考え方がリベラルで、門戸を開いて、日本のサムライ達を受け入れた。
当時は、人種や宗教や国を越えて、たくさんの若者達がいたんですね。
薩摩の志士達にとって、当時の日本を思うと、大きな刺激になったでしょうね。

田中光敏